「ハラカド」（東急プラザ原宿）をめぐる！

古くから時代のトップクリエイターたちが集まり、さまざまなカルチャーを発信してきた原宿・神宮前。そんなエリアに建つ、東急プラザ原宿「ハラカド」。個性的なショップやカフェ、レストランをはじめ、今の時代にマッチした情報発信の場も多々あり話題となっている「ハラカド」の見どころやおすすめをざっくりとご紹介します！

「ハラカド」の目玉の一つとなっているのが、地下1階にある銭湯「小杉湯原宿」です。杉並区高円寺にある老舗銭湯「小杉湯」がプロデュースしており、本店と同様に富士山の壁画やミルク風呂が楽しめます。原宿のど真ん中、しかも最先端のビルの地下で、昔ながらの銭湯の雰囲気を堪能できるとは、なんとも嬉しい限り。もちろん、通常の銭湯と同じ料金で利用できます。  
また、湯上がりゾーンエリアの「チカイチ」には、いれたてのサッポロ生ビールが味わえるドリンクスタンドや、ゆっくり休んだり、ノートPCでちょっとした作業をしたりできる小上がりの畳スペースもあります。
 
なお、現在は、地域に住む方や職場のある方が優先的に銭湯利用できる「地域限定時間帯」が設けられ、一般開放の時間帯が決まっているので要注意。詳しい営業時間はHPでチェックを。

1階には、大人気のキャンディショップ「ヒトツブカンロ」をはじめ、ミラノ発文房具ブランド「MOLESKINE」の直営店、“時間”をコンセプトにしたスタイリッシュな日本酒ブランド「HINEMOSU」など、個性的な9店舗が。中でも注目したいのが、広島発クラフトチョコレート専門店「rit.TOKYO」です。厳選されたカカオ豆で作られるチョコレートが美味。LPレコードやカセットテープをモチーフにしたパッケージも洒落ていて、音楽ファンの人へのプレゼントにおすすめです。  
また、地下と１階の中間にあるG階には、1970年代に表参道で誕生して以来、高い人気を誇ってきた有名ヘアサロン「PEEK-A-BOO」の原宿店が移転。店内にレコードプレイヤーを設置してLPレコードでBGMを流すなど、店の所々にこだわりを感じます。

個性的なテナントが連なる2階でおすすめしたいのが、雑誌ライブラリーの「COVER」です。ここには出版社や一般の人々から寄贈されたという3000冊をも超える多彩な雑誌があり、誰でも無料で閲覧できます。ジャンルも発行年もさまざまで、懐かしく、思い出深い一冊に出会えるかも。  
3階は「クリエイターズプラットフォーム」と位置づけられているフロアで、クリエイターのための会員制カフェラウンジのほか、スタジオやギャラリーなどがあります。中には、子どもをメインにしたワークショップなどを行ったりする「IT Cross」や匿名作家の作品を扱ったりする「匿名希望画廊」など新たな発想で情報発信するテナントもあり、ぐるりとひとまわりするだけで色々な発見ができそうです。