大都会・東京を、寄り道しながらWaIking!!

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首都圏お散歩コース

Vol.21

天王洲アイルでアート巡り

2025.9.17

s21-0-5_img_5289.jpg 赤色の「金色のネコ」から天王洲水門方面を望む。 s21-0-2_img_6204.jpg 2025年8月に登場した寺田倉庫G号の大壁画。 img20250913092757353513.jpg 天王洲ふれあい橋とT.Y.HARBORが並ぶ天王洲を代表する眺め。 s21-0-3_img_5368.jpg 天王洲アイル第三水辺広場の天王洲ふれあい橋。 s21-0-4_img_5365.jpg 点在するアートを見ながらボンドストリートを歩く。 s21-0-5_img_5163+.jpg ホテル東横INN入口にある巨大なゴミ箱アート

アートの島「天王洲アイル」を、運河沿いにパブリックアートを訪ねて回遊する。東京のアートハブとして進化を続ける人工島の魅力にふれよう。

スタート

天王洲アイル駅南口(東京モノレール)

ゴール

天王洲アイル駅中央口(東京モノレール)

歩行距離

約1.6km

歩行時間

約20分

コースの目安時間

約2~3時間

コース順路

天王洲アイル駅南口(東京モノレール) START!

Art01≪巡り循る≫アイルしながわ 
Art02≪Organic Blue≫東品川2丁目 桟橋待合所
5分 400m

WHAT MUSEUM

Art03≪何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ≫寺田倉庫G号東側壁面
1分 100m

Bond Street周辺アート散歩 LinkIcon

Art04≪Work 2012≫東横イン 品川港南口天王洲アイル正面入り口 
Art05≪“The Shamisen” Shinagawa 2019≫東横イン立体駐車場壁面
Art06≪猫も杓子も≫寺田倉庫T2ビル前  
Art07≪東京/ 天王洲≫ボンドストリートのマンホール
Art08≪Looking for words≫寺田倉庫T33ビル ボンドストリート側 壁面

3分 200m

WHAT CAFE

 4分 300m

天王洲アイル第3水辺広場

Art09≪Oracle Born Script Connection≫パナソニック東品川ビル2号館
2分 200m

T.Y.HARBOR LinkIcon

breadworks TENNOZ
Lily cakes

1分 50m

天王洲アイル第2水辺広場

Art10≪OUT OF BOUNDS≫寺田倉庫T33ビル 第二水辺広場側 壁面
Art11≪金色のネコ≫天王洲ファーストタワー 屋外ダストボックス
4分 350m

天王洲アイル駅中央口(東京モノレール)  GOAL!

Art12≪Sleeping City≫中央口改札前通路

東京モノレールでヘラルボニーのアート体験

  • フォトスポット
  • 歴史がわかるスポット

このコースのレポーター

Wakako(ライター)

プロフィールへ

寺田倉庫G号に淺井裕介さんの大壁画が完成すると聞いて、天王洲のアートを巡るこのお散歩を企画しました。訪ねたアートはどれも世界の一流アーティストによる見応えのある作品ばかり。今後も天王洲アイルを訪ねて、島中のパブリックアートを全部見て歩きたいと思います。

コースガイド

江戸時代に築かれて以来、東京湾ウォーターフロントのロケーションを生かした開発が続けられてきた人工島、天王洲アイル。2010年代以降は、東京都の水辺政策ポリシーと地元のまちづくり運動が一体となった「運河ルネサンス推進地区」に指定され、今では、壁面や立体パブリックアートの一大集積地となっています。2025年8月には、天王洲アートの起点である「WHAT MUSEUM」がある寺田倉庫G号の北側壁面に、淺井裕介氏の大壁画「何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ」が完成し大きな話題となっています。今回は、その昔、倉庫街だったというBond Streetや、ボードウォークと呼ばれる木道が整備された二つの水辺広場をつないで、天王洲運河沿いに島の北側を一周。数あるアートの中からルート沿いの12の作品を訪ねます。歩くだけなら20分ほどの狭域エリアですが、アート以外だけでなく、カフェ、レストラン、パン屋さんなどお洒落なスポットにも立ち寄りながら半日かけてゆっくり歩くのがおすすめです。

コースマップ

■この記事で紹介しているArtの見方

Art番号 作品名

作者名/展示場所
「作者コメント」(TENNOZ ART FESTIVAL 2024のHP:https://tennoz-art-festival.com/より)、作品写真と説明、などの要素で紹介しています。

立ち寄りスポットガイド

❶ モノレール天王洲アイル駅南口MAP

東京モノレールでモノレール浜松町駅から5分230円。東京モノレールで羽田空港第1ターミナル駅から17分460円。お散歩コースは、南口改札を出てスタートします
りんかい線天王洲アイル駅を利用する場合はA出口を出て徒歩3分ほどで、最初のアート≪巡り循る(めぐりめぐる)≫へ行けます。

東京モノレール南口改札を出て地上に下りる。

南口を出て左に少し行くと最初のアート≪巡り循る≫がある。

Art01 巡り循る(めぐりめぐる) MAP

吉野もも/アイルしながわ
「運河沿いのごみ処理場跡と埋立て地から、循環というテーマを想起しました。水と土がめぐりめぐって全ては繋がり、また自然に還っていく、というイメージです」。 ©Tennoz Art Festival 2021 Art work by 吉野もも

視覚的な表現方法で、二つの渦の中に吸い込まれていくような感覚になる。

Art02 Organic Blue MAP

Rafael Sliks(ラファエルスリクス)/東品川2丁目 桟橋待合所
「船着場が新たなシンボルとなるように描きました。水辺との調和から水色にしました。天王洲という都市と水辺の自然の調和をストローク(筆跡)に込めています」。©Tennoz Art Festival 2019 Art work by Rafael Silks

作者が、洞窟壁画から発想を得て描いたというストローク(筆跡)に注目!

👟👟天王洲アイル駅南口(東京モノレール)からWHAT MUSEUMへ

2つのアートを見たら、天王洲アイル駅南口に戻り、そのまま直進。東京モノレールの線路をくぐり、首都高速道路を上に見ながら交差点を渡り、海岸通りを五反田方面へ直進します。ほどなく左手にWHAT MUSEUMがあるG倉庫が見えてきます

交差点を渡り海岸通りを直進する。

壁画のあるビルがG倉庫。

❷ WHAT MUSEUM
MAP

現代アートと建築のミュージアム

寺田倉庫G号にある寺田倉庫が運営するミュージアム。「WHAT」は、「WareHouse of Art Terrada」を表しています。展示作品は、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、スタレーションなど多ジャンルにおよび、寺田倉庫が作家やコレクターから預かっている貴重なアート作品も公開しています。天王洲という国際的なアートシティのハプとして、地域のアートコミュニティの核となり、倉庫空間から世界へ芸術文化を発信することを目指しています。建築模型を公開する「建築倉庫」が7~3月に開催されているほか、常時、期間限定の展覧会が1~2展、開催されています。

WHATS MUSEUMの入口。

建築倉庫には体験型スペースがあり、建築文化に親しめる。

WHAT MUSEUM

住所

東京都品川区東品川2-6-10寺田倉庫G号

交通

東京モノレール天王洲アイル駅より徒歩5分。東京臨海高速鉄道りんかい線天王洲アイル駅から徒歩4分

休業日

月曜日(祝日の場合、翌火曜休館)

時間

11:00–18:00(最終入館 17:00)

料金

●建築倉庫:一般900円、大学生/専門学生700円、中高校生500円、小学生以下無料
●展覧会:一般1500円、大学生/専門学生800円、高校生以下無料
●セット(建築倉庫+展覧会):一般2,000円、大学生/専門学生1300円、中高校生500円、小学生以下無料

HP

https://what.warehouseofart.org/about/

Art03 何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろMAP

淺井裕介/寺田倉庫G号東側壁面
2025年8月に完成した新アート。「前回はあらゆる命に繋がる水をテーマにした青の竜を書きましたが、今回はその水が宿る土をテーマとし、命を包み込むもの/土壌の化身としての土色の竜を描きました。壁画名には、そこに語られることのない歴史や、記録されない無数の声を逆説的に感じさせるという意味を込めました」。©Tennoz Art Festival 2025 Art work by 淺井裕介

壁の上で躍動する竜。

Wakako’s PICK UP

淺井裕介氏による寺田倉庫G号壁の竜に注目!
淺井氏の寺田倉庫G号大壁画「何も語るな、何も記憶するな、全て忘れろ」は、天王洲の三信倉庫に淺井氏が制作した竜の壁画「どこまでも繋がっていく」がビルの解体とともに消えてしまうため、その竜がここに移ってきたというストーリーを構想し制作がスタート。壁一面に足場が組まれ、淺井氏ら制作スタッフが壁画に向き合い、約1カ月の制作期間を経た2025年8月末、G倉庫の濃いグレーの壁面に、高さ約24m、横幅約45mの巨大な竜が姿を現しました。生命の根源を描く現代アーティストとして知られる淺井氏が描いた竜は、寺田倉庫の壁を舞台に、生き生きと踊り生命力に溢れています。天王洲の新しいランドマークの誕生です。

創作中の壁画。壁には足場が組まれ、シートで覆われている。

足場を移動しながら描いていく。下を見るとクラクラしそう。
Photos by Yusuke Suzuki

淺井氏と壁画制作スタッフ。綿密な打ち合わせを重ねる。

👟👟WHAT MUSEUMからボンドストリートへ

WHAT MUSEUMを出たら、横断歩道を渡って右折してすぐの小道を左折、ホテル東横INN前にあるアート≪Work 2012≫を見学。道を戻って、横断歩道の先の少し幅広の道を右へ。この道がボンドストリートです。

ここを右折して、ボンドストリートへ。

❸ Bond Streetのアートめぐり
MAP

あちこちに設置されたアートを探して歩こう

ふれあい橋と海岸通りをつなぐ200mほどのおしゃれな小径。その昔は倉庫街があり、保税地域(bonded area)だったため、ボンドストリートという名が付きました。現在は、倉庫をリノベーションした天井の高いショップやレストランが建ち並びます。道沿いに設置された個性的なアート作品を探しながら歩きましょう。このお散歩では、ボンドストリート沿いの5つのアート作品を訪ねます。

ボンドストリートからWHAT MUSEUM方面を望む。

ボンドストリート

住所

東京都品川区東品川2-1 ほか

Art04 Work 2012MAP

三島 喜美代/東横イン 品川港南口天王洲アイル 正面入口 
ボンドストリートの1本手前の道を入ったホテルの入口に設置された巨大な金網型ゴミ箱アート。高さ2.5mのゴミ箱には、缶、ダンボール箱、パッケージなどの使い終わったゴミがはみ出すように入っています。ゴミはすべて陶製です。

通常ではありえない大きさに拡大されたゴミ箱は、見る者を圧倒する。

缶や紙を変形したときに生まれるなダイナミックな形を陶器で表現。

Art05 “The Shamisen” Shinagawa 2019MAP

ARYZ(アリス)/東横イン立体駐車場 壁面
アメリカ生まれ、スペイン育ちの作者が、鈴木春信の浮世絵「見立芥川」を題材にして描いたという壁画。「天王洲に新しく浮世絵の風景をつくることができたと考えています」。©Tennoz Art Festival 2019 Art work by ARYZ

作者は、川辺で三味線を弾いている女性の日本画を元にスケッチを制作したという。

Art06 猫も杓子もMAP

ダミアン・プーラン/寺田倉庫T2ビル前
猫がこちらにカメラを向けている作品。誰もがスマホで写真を撮る昨今、本来、被写体であるはずの猫が逆に人間を撮影するというユーモアと皮肉が込められているといいます。©ダミアン・ブーラン「猫も杓子も」

GINZA SONY PARK前に展示されていた作品がここに移設。

カメラを持って人間を見下ろす猫は、得意気に見える。

Art07 東京/天王洲MAP

DIEGO/ボンドストリートのマンホール
以前、ボンドストリートにあった壁画を原画にしたデザインマンホール。描かれているのは、天王洲の水辺や、道を行きかう人々の足、運河沿いに見えるビル群。「重なり合うグラフィティの文字で、活気ある街の雑多なイメージを描きました」。©Tennoz Art Festival 2019 Art work by DIEGO

寺田倉庫E HALLの手前の道路上にあるマンホールを見つけて!

Art08 Looking for wordsMAP

Lucas Dupuy(ルーカス・デュピュイ)/寺田倉庫T33ビル ボンドストリート側 壁面
「文字を文字として認識できないと、この世界はどのように見えるのか」をテーマにしたシリーズの作品。「文字の形は建物に見え、そして地図にもなり得ます。この壁が様々な想像力を膨らませてくれるきっかけになるとうれいです」。©Tennoz Art Festival 2019 Art work by Lucas Dupuy

作者は、「文字」を図形や構造体、リズムとしてとらえ直すことで「難読症」克服したという。

❹ WHAT CAFEMAP

若手の新しいアートに出会えるアートカフェ

ボンドストリート沿いにある寺田倉庫が運営するアートギャラリーカフェ。日本のアート業界の未来を担うアーティストによる現代アート作品を展示・販売しています。800㎡もの空間に、ゆったりと置かれたテーブルで、作品を鑑賞しながら食事やカフェが楽しめます。気に入った作品は購入することが可能です。展示作品は会期ごとに入れ替えになるので、HPで詳細情報を確認しましょう。

カジュアルな WHAT CAFEの入口。アートを見ながら一服できるカフェ。

若手アーティストたちの作品に囲まれて食事やお茶を楽しめる贅沢な空間。

WHAT CAFE

住所

東京都品川区東品川2-1-11

休業

不定休(展覧会の入れ替え期間、イベントなどで休館あり)

時間

11:00~18:00

観覧料金

無料

HP

https://cafe.warehouseofart.org/

👟👟WHAT CAFEからボードウォーク(天王洲アイル第3水辺広場)へ

WHAT CAFEを出たらBond Streetを左へ進み、寺田倉庫E HALLのある小道を左に入り、右に店舗やレストランを見ながら直進すると、天王洲運河沿いのボードウォーク(木道)に出ます。ここが天王洲アイル第3水辺広場です。

壁にEの文字が書かれたE HALL がある小道を左折。

❺ 天王洲アイル第3水辺広場MAP

東京随一の水辺の映えスポットを歩こう

天王洲運河沿いに設置されたボードウォーク(木道)の西側が、天王洲アイル第3水辺広場です。B&C HALLから水道局天王洲ポンプ所までの約200mあまりの木道沿いに、アートなオブジェ、カフェ、レストランが並び、気持ちのよい散歩が楽しめます。運河に面した北欧料理の「SOHOLM(スーホルム)」や、カジュアルフレンチの「Le Calin(ルカラン)」のテラス席での食事もおすすめです。運河上に浮かぶ、イベントスペース「T-LOTUS M」とホテル「PETALS TOKYO」のユニークな景観にも注目しましょう。

天王洲アイル第3水辺広場を歩く。

ボードウォーク沿いのレストランでは、テラス席で食事ができる。

手前が水上アートホテル「PETALS TOKYO」、奥が船上イベントスペース「T-LOTUS M」。

天王洲アイル第3水辺広場

住所

東京都品川区東品川2-1~2-2

Art09 Oracle Born Script ConnectionMAP

Stachu Szumski(スタフ・シュムスキ)/第3水辺広場対岸パナソニック東品川ビル2号館
漢字の原初形態である「甲骨文字」を題材にした壁画。甲骨文字とは、亀の甲羅や獣の肩甲骨に生じさせたひび割れによって占いをする古代中国の文化。壁画右側の抽象的な絵柄は、まさに甲骨にひび割れが入った模様を表しています。 ©Tennoz Art Festival 2019 Art work by Stachu Szumski

壁画の文字や記号は、甲骨文字をアルファベットと組み合わせて作者が独自に作り出したもの。

👟👟天王洲アイル第3水辺広場からT.Y.HARBOR(天王洲アイル第3水辺広場)へ

第3水辺広場はT.Y.HARBORにつながっていないので、ボンドストリートに戻って直進し、天王洲ふれあい橋手前左側の白い門をくぐってT.Y.HARBORの敷地へ。Breadworks TENNOZ入口の先に、T.Y.HARBORの入口があります。

❻ T.Y.HARBOR
MAP

天王洲アイルのランドマークレストラン

1997年創業の醸造所を併設したブルワリーレストラン。約350席を有するダイニングは、クラフトビアバー、個室、2階席、そして運河をのぞめるテラス席からなり、さらに目の前には都内唯一の水上ラウンジRiver Loungeが浮かびます。フードはアメリカンスタイルのメニューが揃い、平日のランチタイムはバーガーや日替わりメニューのセットも。また、併設された醸造所で作られるオリジナルクラフトビールは定番5種のほか、月替わり限定メニューがあり多彩なテイストを味わえます。都心とは思えないゆったりとした時間が流れる水辺のレストランです。

右が「T.Y.HARBOR」、左がベーカリーカフェ「breadworks TENNOZ」。

倉庫をリノベーションした天井の高い広々としたテーブル席。2階席もある。

併設するクラフトビール醸造所は東京で一番長い歴史を持つ。

ランチメニューの「T.Y.ハーバー バーガー」(170g)1880円。

T.Y.HARBOR

住所

東京都品川区東品川2-1-3

電話

03-5479-4555

休業

無休

時間

ランチ/11:30〜15:00、土・日・祝11:30〜16:00
ディナー/17:30〜23:00
クラフトビアバー/11:30〜22:00、土・日・祝11:00〜22:00
リバーラウンジ/17:30〜22:00
※L.O.は、いずれも閉店1時間前

HP

https://www.tysons.jp/tyharbor/

breadworks TENNOZMAP

こだわりの焼きたてパンとデリプレートの店

T.Y.HARBOR の手前の建物にあるベーカリーカフェ。焼きたてのパンを、常時50~60種類をラインナップ。他にも焼き菓子など手土産によい商品も取り揃えています。また、毎日天王洲のキッチンで手作りされているヘルシーで栄養満点のデリから3、4種類を選べるデリプレートはお散歩おランチにもおすすめです。

元倉庫の店内は天井が高く落ち着いた雰囲気。窓が多く光があふれている。
上げる。

好きなデリを3~4種選べるデリプレート(1280円~)は、ランチにもおすすめ。

毎日手作りされるデリメニューは、体ににうれしいヘルシーメニュー。

オールスクラッチにこだわった50〜60種類のパンをラインナップ。

1日中、焼き立てパンが食べられる。好きなパンでブレイクタイムを。

Lily cakesMAP

アメリカンベイク & スイーツショップ

breadworksに併設するケーキ屋さん。パティシエが作る日常に寄り添うスイーツを展開しています。季節の食材を使ったケーキや、手土産にもぴったりな焼き菓子を豊富にラインナップしています。

Lily cakesのショーケース。新作も多く、来るたびに新しいスイーツに出会える。

生クリームにこだわり、4層からなるショートケーキは、リピーターも多い一品。

breadworks TENNOZ & Lily cakes

住所

東京都品川区東品川2-1-6

電話

breadworks :03-5479-3666
Lily cakes :03-6629-5777

休業

無休

時間

8:00〜20:00

HP (breadworks)

https://www.tysons.jp/breadworks/

HP(Lily cakes)

https://www.tysons.jp/lilycakes/

❼ 天王洲アイル第2水辺広場MAP

天王洲運河に面した天王洲ふれあい橋から天王洲水門までの約200mのボードウォーク(木道)が天王洲アイル第2水辺広場。道沿いのアートや船が行き交う運河の風景を眺めながらお散歩できます。所々にベンチが設置されているので一休みしながらのんびり歩きましょう。天王洲ふれあい橋は、対岸の港南公園を結ぶ歩行者専用橋。数々のドラマのロケ地として使われてきた絵になる橋は、ぜひ渡ってみてください。夜は、天王洲運河の夜景観賞にも絶好のルートです。たくさんの木が植樹されており、春の桜も有名です。

品川区の天王洲エリアと、港区の港南公園とを結ぶ歩行者専用橋「天王洲ふれあい橋」。

橋、船着場、水門、高層ビル群など都会の運河の風景が楽しめる第2水辺広場。

天王洲アイル第2水辺広場

住所

東京都品川区東品川2-1~2-2

■Art10 OUT OF BOUNDSMAP

山口歴/寺田倉庫T33ビル 第2水辺広場側 壁面
作者は「ブラシストローク(筆跡)がビルの壁面を龍のように縦横無尽に飛翔する姿をイメージしながら、既成概念の超越を表現した」といいます。 構図は葛飾北斎の「龍図」をモチーフに、作者の解釈を加えて作品に落とし込まれています。🄫Tennoz Art Festival 2024 Art work by Meguru Yamaguchi

「枠に囚われない自由な気分を一瞬でも感じ取ってくれたらうれしい」と作者から。

■Art11 金色のネコMAP

フカザワ ユリコ/天王洲ファーストタワー 屋外ダストボックス
現役で使われている5色のダストボックスに描かれたネコの絵。「海・公園・まち・人・往来を5色でイメージし、アイキャッチに金色のネコを描きました。5匹の金色のネコを見たら良いことがあるかもしれませんよ」。©Tennoz Art Festival 2022 Art work by フカザワユリコ

最初に見つけた青色ダストボックスの金色のネコ。

次は風景になじんで少し見つけにくい白色ダストボックス。

赤色ダストボックスは目立つのですぐ見つかるかも。

緑色ダストボックスのネコは伸びをしている。

黄色ダクトボックスは、いちばん華やかな色合い。

👟👟天王洲アイル第2水辺広場から東京モノレール天王洲アイル駅中央口へ

第2水辺広場のボードウォーク(木道)の終わりは赤い路面に変わり行き止まりに。ここを右折して直進すると上に首都高速が走る海岸通りに合流。そのまま少し直進すると右手に東京モノレール・天王洲アイル駅の入口があります。

赤い路面の行き止まりを右折。

海岸通りを直進すると右手に天王洲アイル駅入り口。

➑ モノレール天王洲アイル駅中央口  GOAL!MAP

モノレール天王洲アイル駅南口をスタートしたこのお散歩のゴールは天王洲アイル駅中央口です。中央口に行く通路壁画には当ルート上の最終アートがあるので、こちらも鑑賞して帰途につきましょう。
東京モノレールでモノレール浜松町駅へ5分230円。東京モノレールで羽田空港第1ターミナル駅へ17分460円。

海岸通り右手にあるモノレール天王洲アイル駅入口。

モノレール天王洲アイル駅中央口改札。

■Art12 Sleeping CityMAP

松下徹/天王洲アイル駅中央口改札前の通路
この作品は、眠らない街東京ではなく、普段働いてる建物や機械などが休日に眠ってる様子を描いたものです。「天王洲の休日のリラックスしたムードを壁画として描き、湾岸エリアのおおらかさを表現できればと考えました」。©Tennoz Art Festival 2019 Art work by Tohru Matsushita

柔らかな線とやさしい色彩で描かれている。

何が眠っているのかをイメージしながら見よう。

塔も眠っているんだね!


オプションスポット

東京モノレールでヘラルボニーのアートを体験!

「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩を放つ作家(主に知的障害のあるアーティストたち)とともに、新しい文化をつくる企業「ヘラルボニー」が、2025年8月より東京モノレールの車体を作家のアートで彩るプロジェクトを開始しています。作品は、ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025」にて「JR東日本賞」を受賞した生田梨奈子氏の作品「つながる風景」。画用紙ではなく紙やすりに色鉛筆で描かれた色彩豊かな作品は、「ふつうを超えて、どこまでも」のメッセージとともに、人々を新しい価値観が生まれる未来へと誘います。アートをまとった列車は1本なので、1日の運行本数は限られています。運がよければ、このお散歩の行き帰りの列車でアート車両に出会えるかもしれません。

作家のアートが描かれた東京モノレールの車体。

車内にもアートが。「ふつうを超えて、どこまでも」のメッセージも掲示。

羽田空港と都心をつなぐ東京モノレールでアートを体験。

東京モノレールのアート車両

運行期間

2025年8月11日(月)~2026年7月31日(金)予定

運行区間

東京モノレール羽田空港線(モノレール浜松町駅~羽田空港第2ターミナル駅)

アート

生田梨奈子作「つながる風景」