大都会・東京を、寄り道しながらWaIking!!

大都会・東京を、寄り道しながらWaIking!!

世界104カ国語で読めるウェブマガジン

話題のスポットへ行こう!

Part8

東京国際クルーズターミナル

2024.10.5

乗船レポート2 クイーン・エリザベス

世界有数の豪華客船「クイーン・エリザベス」が東京に初寄港。記念の乗船体験イベントで、その広さと充実の船内施設に感動。現在、2025年横浜港発・着、及び海外発着クルーズを受付中。

豪華客船「クイーン・エリザベス」は、2024年度に、初めて東京国際クルーズターミナルを発着するクルーズを展開し、3月から5月にかけて全6クルーズを実施しました。5月24日(金曜)には、初の東京発・着を記念して、東京国際クルーズターミナルにて「クイーン・エリザベス」乗船イベントが報道関係者向けに開催され、編集部スタッフも参加してきました。通常なら、乗客でなければ乗船できない有名客船の船内を、特別に見学させていただいた乗船イベントの様子をレポートします。

クイーン・エリザベスが圧倒的なスケールで目の前に迫ってくる!

クイーン・エリザベスは、英国のラグジュアリー・クルーズ・ライン「キュナード」が運航する4隻の客船の一つです。現在の船は、英国女王エリザベス2世に命名され2010年にデビューした初代クイーン・エリザベスの名を受け継ぐ3代目の客船です。そのため、英国王室と深い縁があり、船内には女王の肖像画も飾られています。
東京国際クルーズターミナルに着いて、まず驚いたのはその船体の大きさです。ターミナルの入口横の岸壁に、大きな船首が顔を出しており、横から覗くと船尾がかなり後方で見通せません。4階の送迎デッキから見下ろしてようやく船が見渡せますが、全長294mの船体は、送迎デッキを端から端まで歩かなければ全貌がつかめません。

クイーン・エリザベスの先首。「CUNARD」の赤いロゴと、「Queen Elizabeth」の船名がくっきりと見える。

4階送迎デッキの一番端に立って、ようやく船尾が撮影できた。全長294mの船体を実感!

毎日供される伝統のアフタヌーン・ティーを体験!

乗船イベントでは、客船運航のリーディングカンパニーとして184年の歴史を誇るキュナードが、船内で提供してきた英国伝統のアフタヌーン・ティーを体験できました。
メニューは、スコーンとクロテッドクリーム、小さめのフィンガー・サンドイッチやセイボリー、ケーキ類などです。飲み物はもちろん紅茶で、ポットのミルクをお好みで注いで楽しみます。クイーン・エリザベスのアフタヌーン・ティーは、毎日午後3時半から始まり、ピアノやハーブ、バイオリンなどの生演奏も提供されるそう。ドレスコードはなく、乗客は無料で利用できるそうです。

乗船イベントで体験したアフタヌーン・ティー。実際の船内では、スタンドは使用せず、ウェイターが一人一人にサーブしていくそう。

英国アフタヌーン・ティーの主役、スコーンはプレーンとレーズンの2種類。伝統の製法で作られたクロテッドクリームやジャムを塗っていただく。

アフタヌーン・ティーを手掛ける料理長のアシュリー・ダフさんが、イベント参加者を笑顔で迎えてくれた。

豪華客船ならではの魅力あふれる船内施設を見学

アフタヌーン・ティー体験の後は、ガイドに案内され、船内の主な施設を一巡しました。 船内見取り図を見ると、最下階から最上階まで、12のデッキがあることがわかります。このうちデッキ5~8が客室、その他のデッキに、食事、エンターテイメント、サービスなどに関するさまざまな施設が設置されているのです。
船内施設は、各デッキのあちこちに設けられているため、見学するために、階段やエレベーターで上ったり下りたり、長いデッキを行ったり来たりして、広い船内を縦横に歩き回りました。船内は英国風インテリアで統一され、英国のお城の中のような雰囲気。見学しているだけで、優雅な気分になりました。印象に残った船内施設をピックアップしてみましょう。

船内には、場所を一目で確認できる案内板が、随所に掲げられている。

グランド・ロビー。三層吹き抜けの壮大な空間。クイーン・エリザベスの壁画が出迎える。

クイーンズ・ルーム中央フロアで、毎晩ダンスパーティーが開催される。

ライブラリー。約6000冊の書籍が並ぶ。窓際の席で海景色を眺めながら読書できる。

エンパイア・カジノ。初めての人もカジノゲームを気軽に体験できる。

ガーデン・ラウンジ。ガラス天井から昼は光が降り注ぎ、夜は星空を眺められる、なんとも贅沢な空間。

ゴールデン・ライオン(パブ)。伝統的なパブ料理を提供する。ダーツや、ライブスポーツ観戦も楽しめる。

リド・プール。9デッキにある屋外プール。2つのジャグジーと、グリル、バーが併設されている。

2025年度は、横浜港発・着のクルーズを運航

2024年は、東京発・着のクルーズを運航したクイーン・エリザベスですが、2025年は、3月から5月にかけて横浜港発・着クルーズが運航されます。2026年は通年北米運航が決まっているので、日本から乗船する場合は2025年のクルーズを逃せません。予約はキュナード・ラインのホームページから申し込めます。ぜひ、ラグジュアリーな船旅を体験してみてください。(※予約状況によりお申込みいただけない場合がございます。)

キュナード日本語サイト

HP

https://www.cunard.com

横浜港発・着の主なクルーズ

クルーズ名 HP

春爛漫 日本周遊と韓国、9 泊 (Q510) 2025年3月29日横浜発
https://www.cunard.com/ja-jp/find-a-cruise/Q510/Q510

クルーズ名 HP

新緑の西日本周遊と韓国 、10泊 (Q512) 2025年4月16日横浜発
https://www.cunard.com/ja-jp/find-a-cruise/Q512/Q512

クルーズ名 HP

春の沖縄リゾートと台湾、9泊 (Q513)  2025年4月26日横浜発
https://www.cunard.com/ja-jp/find-a-cruise/Q513/Q513

クルーズ名 HP

初夏の西日本周遊と済州島、9泊(Q514)  2025年5月5日横浜発
https://www.cunard.com/ja-jp/find-a-cruise/Q514/Q514

クルーズ名 HP

ジャパングランドボヤージ、19泊 (Q514A)  2025年5月5日横浜発
https://www.cunard.com/ja-jp/find-a-cruise/Q514A/Q514A

| 1 | 2 | 3 |

この乗船体験のレポーター

Wakako

プロフィールへ

クイーン・エリザベスは、いつか乗ってみたかった憧れの豪華客船なので、ワクワクしながら乗船体験。アフタヌーンティーを味わい、豪華な施設を駆け足でめぐる2時間程度の船内滞在でしたが、格調高い英国の伝統に触れる贅沢な時間でした。次は、ぜひ時間を作って本当のクルーズに乗りたいものです。

この秋行きたい東京のアート展8選

2024年10月、11月開催のおすすめアート展をお届け。芸術の秋のお出かけはココへ!

絵画、写真、浮世絵、仏像など、
異ジャンルからのアート展を厳選!

最新の連載記事

[%category%]

[%title%]

[%article_date_notime_dot%]

おさんぽブログ

スタッフが歩いて見つけた
採れたてNEWS

お散歩に役立つ最新のネタが満載

公式SNS