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話題のツアーへ行こう!

Part7

聞香ワークショップ(Incense ceremony)体験ツアー

2024.6.24

t06_01_031.jpg 灰を扱う「火道具」を手に体験スタート。  t06_02_041.jpg 講師が手本を見せながらていねいに指導してくれる。 t06_03_069.jpg 慎重に香木を香炉にのせ、温める。 t06_04_104.jpg 香木をカットする部分で香りが異なる。 t06_05_085.jpg 心を静め、五感を働かせながら香りを聞く。

バースタイルのサロンで聞香(Monkoh)を体験!香りの声を心で聞く和の美意識を学ぶ

仏教とともに日本に伝わったお香はやがて香りそのものを楽しみ、鑑賞する文化へと発展、日本が誇る三大芸道のひとつ、香道(Incense ceremony)が成立しました。その入口になるのが香りを心で聞き取る「聞香」です。今回は、「座 香十楽(KOJURAKU)」の聞香ワークショップに参加。作法から始まる聞香体験をレポートします!

ツアー概要

聞香体験ワークショップ

  • 【開催場所】香十 銀座本店
  • 【住所】東京都中央区銀座4-9-1 B1
  • 【時間】11:00~19:00
  • 【休業】不定休
  • 【料金】3000円(1回約45分)
  • 【HP】https://www.koju.co.jp/thekoju/workshop.html

このツアーの案内人

馬越正子(うまこし せいこ)さん

お線香・お香の専門店「香十銀座本店」店長。創業449年、天正年間には御所御用も務めた香司(incense meister)の伝統を受け継ぐ香十は、公家の流れをくむ御家流(おいえりゅう)香道と関係が深く、聞香は御家流の作法で行います。馬越さんをはじめとする講師がていねいに指導してくれるので安心して参加しましょう。

「聞香(Monkoh)」について学ぶ

ワークショップ「聞香コース」は、御簾で仕切られたバーカウンタースタイルのサロンで行われます。まずは「聞香」についてのレクチャーから。香道は一定の作法のもとで香木を焚き、和歌や物語文学の主題のもとで香りを鑑賞し、その世界を味わう芸道です。その入口となるのが、香りの微妙な違いや変化を聞き分ける「聞香」。心を静めて五感すべてを使い、香りが伝えるものを聞いていきます。

本式の聞香は数名で香炉を順々に回し、香りを聞いて記憶することを繰り返し、どの香木かを当てていきます。ワークショップでは、講師の指導のもと手順に則って3種類の香木を順番に聞香します。

道具について学ぶ

聞香に用いるのは、灰を入れた香炉、火道具と呼ばれる灰を扱うツール、そして香木。お盆にセットされた一式について説明を受けます。

聞香をする香木は、和木、白檀(びゃくだん)、沈香(じんこう)の3種類。和木はくすのき、ひば、ひのきから月替わりで、この日はくすのきです。香道具には月ごとの和歌が添えられ、5月の和歌は「さつきまつ 花たちばなの香をかげば 昔の人の袖の香りぞする」(よみびとしらず、古今和歌集)。この歌にちなみ、くすのきは「さつきまつ」、白檀は「花たちばな」、沈香は「袖の香」との香名が記されています。日本の四季の豊かさを感じ、歌われた情景をイメージしながらお香の世界へと入っていきます。

灰点前(はいてまえ)を体験する

聞香炉の準備を整える「灰手前」を行います。ワークショップでは、火力の調節がしやすい電子香炉を使って香りを聞きますが、本式の灰手前を行い、作法を体験することで香りに向き合う心持ちを学ぶことができます。

まず、火道具から「火筋(こじ)」を使い、灰を真ん中に向かって寄せてこんもりとさせていきます。本式では灰の中に熱した「たどん(火種)」を埋めますが、ここでは火種なしで行います。

次に「灰押し」を使い、山型になるように灰をおさえます。

火筋を1本使い、香炉特有の文様を入れていきます。灰全体を5つの区画に分け、それぞれの区画に線を入れて縞模様を作ります。線は奇数と決められ、1区画に9~13本が目安。細かな線を平行に引くのは簡単ではなく、1本1本集中するなかで精神が統一されていきます。縞模様の入り方や仕上がりにその人の個性が出るのも醍醐味なのだそう。

香炉に香木をセットするのが「銀葉(ぎんよう)」。火道具の「銀葉はさみ」を使い、灰の頂点に銀葉を慎重に置き、聞香炉を完成させます。

聞香ワークショップは、まだ続きます。次のページをご覧ください!

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このツアーのレポーター

Motoko

プロフィールへ

今回、モデルのTomokoさんが聞香を体験し、「作法のひとつひとつに美意識が。聞香で感覚を研ぎ澄ます心地よさを実感しました」との感想が。銀座の真ん中で香りや自分と向き合う貴重な時間をぜひ体験してみてください。

写真

M.Suematsu

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香十 銀座本店

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