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Part9

チームラボプラネッツ TOKYO DMM.comの新エリアを体験レポート!

2025.2.5

新エリア3「学ぶ!未来の遊園地」

「学ぶ!未来の遊園地」は、共同的な創造性、共創(きょうそう)をコンセプトにした教育的なプロジェクトで、他者と共に自由に世界を創造することを楽しむ「遊園地」をテーマにしています。 「スケッチ環世界」では、紙に書いた飛行機、イルカ、タカ、蝶の絵が、目の前に立体で出現し世界に飛び立ちます。アプリを使って自分が描いた絵を操縦することもできます。僕の描いたイルカも元気に泳ぎ始めました。塗り絵タイプなので、絵に自信がなくても問題なく楽しめます。

チームラボ《スケッチ環世界》

専用アプリの画面は、その生物の視野をイメージしているとのこと。今回はイルカの絵を動かしているので、イルカの視野と同じように前方と斜め後方が画面に写っています。イルカを下に動かしたい時はスマホを前に倒し、上に動かしたいときはスマートホンを上に向けます。

チームラボ《スケッチ環世界》を楽しむアプリ

また、描いた絵は、プロダクトにすることも。こちらも専用のアプリから自分が描いた絵とプロダクトを選択すると、「スケッチファクトリー」に転送され、製造が始まります。
缶バッジ、ハンドタオル、Tシャツ、トートバックなどのプロダクトが作れます。僕はトートバックを選びました。絵入りのプロダクツは、「スケッチファクトリー」に寄って受け取ります。

チームラボ「スケッチファクトリー」©チームラボ

レポーターの絵が入ったトートバック

「こびとが住まうテーブル」「こびとが住まう奏でる壁」「こびとが住まう宇宙の壁」は、鑑賞者が触れたり描いたりする線が、テーブルや壁に住んでいるこびとの動きに影響をあたえる空間です。テーブルにお皿のおもちゃを置くとりんごの絵が現れたり、フライパンのおもちゃで目玉焼きを焼いたりすることもできます。かわいいこびとのキャラクターも気に入りました。

チームラボ《こびとが住まうテーブル》

3つの新エリアに加えて、新作アートも幾つか公開されました。その一つが「Autonomous Abstraction」。壁に触れ、動くと点は吹き飛んでいきますが、近い点同士が近づきあっていくアートです。これは、引き込み現象と呼ばれる動きで人間が生まれながらに持っている特性の一つだそうです。

チームラボ《Autonomous Abstraction》

リニューアルした屋外エリア

今回の大規模リニューアルオープンでは、新エリアの他に、屋外エリアにも新設やリニューアルの施設がオープンしました。
「Orchid Glass House」(入場料1600円)は、チームラボプラネッツの従来からの作品「Floating Flower Garden」の花が散った後の蘭を再び育成している空間。ランプの中で育成された蘭を見ながらお茶やお酒を飲むことができます。「Orchid Glass House」利用者は、「Living Art Store」で、その再育成された蘭を受け取って持ち帰れます。

「Living Art Store」東京,豊洲 ©チームラボ

新エリアの鑑賞の合間や前後に訪れたいのが「Vegan Ramen UZU(ヴィーガンラーメン ウズ)」。トマトや椎茸、オクラなど、野菜がたっぷりのった「味噌ラーメン Vegan UZU style 東京店限定」(2000円)は、濃厚な味噌と担々麺のようなピリ辛さがあるスープが中太麺に絡まり、食べ応えのある一品です。クリーミーなスープは燕麦ミルクを使用。ヴィーガン食を食べるのは初めてでしたが、物足りなさはまったく感じず、味も量も大満足の新感覚ラーメンでした。

屋外エリアにあるVegan Ramen UZUのキッチンカー

「味噌ラーメン Vegan UZU style 東京店限定」(2000円)

「Black Emptiness Table」は、アートの中で「Vegan Ramen UZU」のラーメンを食べる空間です。座ると、目の前の黒の中に軌跡が書かれていき、軌跡は消えていきますが、次々に連続し、存在を維持します。連続性と存在がテーマです。

チームラボ《虚空反転無分別》©チームラボ (「Black Emptiness Table」)

今回、デジタルアートという最新のアートの中にいながら、幼い頃に田舎で自然に触れながら遊んだ記憶がよみがえるという不思議な体験をしました。自然にふれたり、生物を捕まえるなどをリアルに体験するのが難しい現代ですが、ここは、それを模擬体験できるアート空間なのだと思いました。また「運動の森」の作品ではかなり身体を使いました。難関の「マルチジャンピング宇宙」をコンプリートできたのは、普段から体を鍛えてきたおかげです。スタッフの方からも「スゴイですね!」とほめられました! もっと知らない生物をつかまえたいし、アートの中で体をさらにダイナミックに動かしたい。ぜひまた来ようと思いました。
 

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