話題のツアーへ行こう!
Part10
「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」をレポート!
2025.4.25
キリンビール横浜工場で、ビール造りの工程を楽しく見学し、最高の一杯を味わう至福のツアーへLet’s Go!
横浜は、日本ビール産業発祥の地と言われています。その横浜で、明治期からビール醸造に専心してきたキリンビール横浜工場は、現在の生麦の地に移転して、来年2026年に操業100周年を迎えます(創業の地は横浜山手)。横浜市鶴見区生麦にあるキリンビール横浜工場では、現在、人気ビール「キリン一番搾り」の製造工程を見学した後に、一番搾りをテイスティングする「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」を予約制で開催しています。ツアーに参加し、その様子をレポートします。
ツアー概要
工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー
- 「キリン一番搾り生ビール」のこだわりやおいしさをたっぷり体感できる、見て、知って、味わう工場見学ツアー。キリンビールの歴史を学べる映像から始まり、ビールの素材を実際に触るなどの体験ができる。見学後は、「キリン一番搾り生ビール」のテイスティングができる、ビール好きの大人にはうれしいツアー。
施設データ
- 【場所】キリンビール横浜工場
- 【住所】神奈川県横浜市鶴見区生麦1丁目17-1
- 【時間】10:00~15:00
- 【休業】月曜日休館(祝日の場合は営業、次の平日が休館)
- 【交通】京浜急行線「生麦駅」より徒歩約10分
- 【予約】月曜日休館(祝日の場合は営業、次の平日が休館)
- 【電話】045-503-8250
- 【料金】500円(※19歳以下無料)
- 【HP】https://www.kirin.co.jp/experience/factory/yokohama/
ツアースケジュール
このツアーの案内人
ツアーガイド 小森さん
キリンビール横浜工場ツアーガイド。ツアーガイド歴2年。以前「キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」に参加したのをきっかけに、自身もバスガイドで培った話術を大好きなビールの工場見学ツアーにいかせればとガイドを志望し、みごとキリンビールに入社。「ツアーを体験した人が、キリン一番搾り生ビールに親しみをもち、ビールを好きになってくれるようにと、毎回心をこめてガイドをしています」。

❶キリンビールの歴史を学ぶ
ツアーを予約して来場した参加者は、キリンビール横浜工場見学棟エントランスプラザで、ツアーの受付をします。参加者は、ツアーガイドによる説明を受けた後、年齢やツアー後に運転をするかどうかなど、このツアーの中で飲酒することに問題がないかの確認を受け、飲酒可否の目印となるリストバンドを身に付けます。
ツアーの幕開けとなるオープニングムービーでは、キリンビールの歴史について学びます。明治時代から続く歴史と伝統によって培われたキリンビールのビール製造を、これから実際に見学するのだと思うと、胸がわくわくしてきます。

工場正門から300mほど離れた場所に工場見学のエントランスプラザがある。

飲酒可能な見学者であることを示すリストバンド(同時刻に複数のツアーが行われるため、ツアーごとに色が変わるそう)。

シアターでみるオープニングムービーは臨場感たっぷり。
❷ビールの素材を知る
いよいよ、ビールの製造工程の見学が始まりました。まず、ビールの素材として使われている麦芽の試食とホップの香りを嗅ぐことからスタートです。麦芽とは収穫した麦を製麦したもので、口にいれると芳醇な甘みを感じます。ホップは苦みや風味の元となるもので、香りをかいだ瞬間、鼻に抜けていくあのビールの香りに香りを感じました。

製造工程ツアーの始まりを告げる“ビールを注ぐ音”が聞こえる。同時に、ホップが放つビールの香りが辺りに漂ってくる。

麦芽は口に含むと甘みがありビールっぽさは感じない。おつまみとしても食べることもできそう。

ホップは、東北産のIBUKIを使用。割って内側の香りを嗅ぐと香草の強い香り。ビールに近い匂いがする。
❸仕込み工程を知る
次は、ビールの素材である麦芽が、仕込工程を経て麦汁となるまでの見学です。ツアーガイドによる説明と合わせ、実際に使用されている仕込釜にプロジェクションマッピングを映し出して、とてもわかりやすく解説されます。仕込工程によって生まれた麦汁は、この後、テイスティングすることができます。

実際に使用されている9つの仕込釜。ここで4つの仕込工程が行われる。

ツアーガイドがスイッチを押すと照明が落ち、プロジェクションマッピングが始まる。

仕込釜がライトアップされ、釜それぞれの役割を学ぶ。
麦汁のテイスティングでは、仕込み釜から最初に抽出された液体であり「キリン一番搾り」に使われている「一番搾り麦汁」と、その後に抽出された「二番搾り麦汁」を飲み比べることができます。

左の「一番搾り麦汁」は、「二番搾り麦汁」と比べて色が濃く、味も香りもはっきりとしている。
この「一番搾り麦汁」は、なんと、みたらし団子のタレのような味をしています。ビールにはまだ遠い風味のこの麦汁が、この後、どのような工程を経てビールに仕上がっていくのか、さらに興味が膨らみます。
「キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」の見どころはまだ続きます。次のページをご覧ください!
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このツアーのレポーター
KEITA |
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【ツアーを体験して】
ビールが好きで、学生時代はドイツビールのお店でアルバイトをしていたことも。今回、ビール造りの工程やこだわりを学んだことで、普段、ビールを手軽に飲めることが、本当にありがたいと思いました。自分の“ビール愛”も再確認したツアーでした。
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写真
Toshisan |
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キリンビール横浜工場
京浜急行線「生麦駅」から徒歩約10分
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