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日本のおみやげを訪ねて

Part11

メンズ浴衣@藤木屋

2024.6.21

浴衣が初めての男性でも安心。洋服探しと同じ手軽さで選べる専門店

花火大会やお祭りなど、夏のイベントに浴衣を着て出かけたい。そう思っていざ、浴衣を扱うお店へ行ってみると、女性ものに比べて男性ものはサイズ、バリエーションともにごくわずか。もっとメンズ浴衣が充実しているお店があったらいいのに……。そんな期待に応えてくれるお店が上野にあります。今回はメンズ浴衣都内最大級の品揃えを誇る「藤木屋」を訪ねました。

都内で最も古いお稲荷様”下谷神社”を参拝して「藤木屋」へ

東京メトロ銀座線稲荷町駅を出ると、浅草通り沿いに下谷(したや)神社の赤鳥居が目に飛び込んできます。都内で最も古いお稲荷様として親しまれ、寄席発祥の地としても知られています。神社を背にして、歩いて1分ほどで「藤木屋」に到着です。

浅草通りに突如現れる大きな赤鳥居。創建は奈良時代。

上野駅、新御徒町駅からも歩いて6分ほど。

コンセプトは「洋服感覚で気軽に買える」男性着物&浴衣専門店

「藤木屋」は、気軽にメンズ着物を買える店がないことに着目した藤木屋幹助(みきすけ)さんが2012年に立ち上げた専門店。一般的に、着物を扱う呉服屋や百貨店は敷居が高い印象があり、ジャストサイズを求めようとすれば、反物から仕立てるなど、とても高価。さらに、既製品が豊富な女性ものに比べて男性ものは圧倒的にアイテムが少なく、洋服を購入するように、自分が納得のいくものを買えませんでしたが、「藤木屋」には男性ものの着物や浴衣の種類やサイズが幅広く揃っています。従来の呉服屋とは異なり、サイズ別にハンガーポールに吊るしてあり、気軽に手に取って選ぶことができるのも魅力。幹助さんはかつてメンズアパレル会社に従事しており、そのときに培ったスキルが「着物を洋服感覚で買う」発想に結びついたといいます。

陳列はサイズ別。身長や体型に合った一枚が見つかる。

2SからS、M、L、LL、3L、4L、5Lまで幅広いサイズ展開。

初めての浴衣、どうやって選ぶ? 

「藤木屋」を訪れる8割が、初めて浴衣を購入する人だといいます。普段着る機会の少ない浴衣の選び方については「浴衣だからといって特別なことはなく、洋服を選ぶのと同じ感覚で、自分がピンときたものを選んでいただければ間違いはない」と幹助(みきすけ)さんは話します。メンズ浴衣は柄ものよりも無地系が人気。その分、帯を替えてコーディネートを楽しむのがおすすめです。また、裏側に凝ったパターンが施されているものもあり、おしゃれ心をくすぐります。ほとんどの浴衣が洗濯OKで、お手入れが楽なのもうれしい限り。手洗い方法やコツはスタッフが教えてくれます。(※洗濯表示上では手洗いの場合でも自己責任でお願いしています。)

両面染のメンズ浴衣。綿100%で柔らかい着心地。

裏側の手裏剣柄の染めがポイント。

海外ツーリストが藤木屋を選ぶ理由とは

日本人の来店は夏祭りシーズンに集中する一方、海外ツーリストは季節を問わず。「皆さん、一般的な土産店に並ぶ典型的な和柄ではなく、和装として着用できる素材の浴衣や着物を求めて来店される印象」と、幹助さん。レンタル着物や浴衣で観光スポットを散策する外国人も多い昨今、和装に親しんだ日本人の感覚で選び抜いた「藤木屋」の品揃えが海外ツーリストに注目されています。小柄な方から、長身の方、恰幅のいい方まで幅広いサイズ展開で対応できるのも専門店ならでは。浴衣の需要が増える夏季はメンズ浴衣を「藤木屋」で、レディース浴衣を「浴衣屋わそべ」の店舗でそれぞれ扱っています。両店は近隣にあるので、女物と併せてお気に入りの浴衣探しにでかけてみてはいかがでしょうか。

男性着物の新たな楽しみや可能性を積極的に提案する代表・藤木屋幹助さん。

作務衣や甚平も豊富に揃う。キッズ用も扱っている。

藤木屋代表 藤木屋幹助(みきすけ)さんのおすすめ5選

メンズ浴衣(楊柳)明紺

通気性もよく、清涼感のある肌触りが特徴の織り「楊柳(ようりゅう)」の浴衣。明紺、濃紺、黒、グレーの4色、Sから5Lの7サイズ展開。1万6000円〜。

レディース デニム浴衣

水玉模様の濃淡がインディゴブルーに映えるカジュアルなデニム浴衣。綿100%の柔らかい生地で、着心地がいい。サイズ展開はS、M、L。1万3000円。

デニム足袋

珍しい赤デニムの足袋の裏地には英字新聞プリント。黒デニム足袋の裏地は赤黒市松。ともに藤木屋オリジナル。サイズは22〜30㎝。各5500円。

紐付き角帯

両端に紐がついたリバーシブル仕様の角帯。女性の半幅帯にもアレンジできるので男女兼用にも。全11色。各1万3000円〜。

ラジアル底 メンズ草履

耐久性のあるPVC合成樹脂製の台に、滑りにくくて頑丈なラジアルタイヤ状の裏底が特徴。サイズ展開はM、L、LL、3L。各9680円〜。

藤木屋

住所

東京都台東区東上野5-5-9

電話

03-5830-6355

休業

火曜日

時間

11:00-19:00

交通

東京メトロ銀座線稲荷町駅から徒歩3分、JR上野駅(入谷口)から徒歩6分

HP

https://fujikiyakimono.com

このみやげのレポーター

Sasamo

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「メンズ浴衣」とは?

メンズ浴衣は女性の浴衣と異なり、羽織って帯を結ぶだけなので着付けはとても簡単。「唯一の難関といえば角帯の結び方ですが、難易度としてはネクタイを締めるのと同じ(幹助さん談)」。藤木屋では男着物&メンズ浴衣の着付け方・角帯の結び方や締め方をまとめた各種着付け動画も配信中。ぜひ参考にしてみて。

メンズ浴衣@藤木屋

東京メトロ銀座線稲荷町駅から徒歩3分、JR上野駅(入谷口)から徒歩6分

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